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サンリツ ダンボールアートコンテスト 受賞作品発表!

サンリツダンボールアートコンテストに、たくさんのすてきな作品を応募していただき、ありがとうございました。
みなさんの工夫やアイデアがいっぱいつまった作品の中から、受賞作品を選定いたしました。

ゲスト審査員 島津さんからの講評

島津冬樹氏 写真

段ボールという身近な素材を、応募者皆さんがさまざまな手法で表現していた点がとても興味深く、感心しました。素材への向き合い方や解釈は本当に人それぞれで、「段ボールで何を表現するか」「どう表現するか」といった工夫が随所に見られ、とても面白かったです。

島津冬樹 (しまず ふゆき)

1987年生まれ。多摩美術大学卒業後、広告代理店勤務を経てアーティストに。2009年、段ボールで財布を作り始める。自身を追った映画『旅するダンボール』(2018)はSXSWなど世界の映画祭で高評価を獲得。著書に『段ボールはたからもの』『段ボール財布の作り方』。2020年 red dot design museumに作品所蔵。2023年度より横浜美術大学非常勤講師。

グランプリ

1作品 賞金10万円

[グランプリ] こわれものです

大阪府/14歳(中1) 友森大地さん

作品の
アピールポイント
環境破壊が進む中で、親ヤドカリが子供のヤドカリを大切に守っている姿を表現しました。
こだわったところは細部の質感です。
選定理由
貝の部分に実際に使われていた段ボールを活かしている点が、胴体とのコントラストになっていて魅力的でした。造形力やユニークさも十分で、総合的にとても優れた作品だと感じました。

優秀賞

2作品 賞金5万円

[優秀賞] ダンボール製白菜カバン

山口県/50歳 白菜キムチさん

作品の
アピールポイント
誰もが手に入れることが出来る使用済みの段ボールとのりのみを使用して、約120時間掛けて、このダンボール製白菜カバンを作りました。 葉の凹凸は、加工し易いダンボールの特徴を活かして、曲げたり、ダンボールを重ね張りして表現しています。また、6枚ある葉の色は、色付きの使用済みダンボールの色部分を薄く剥がして、一枚ずつのりで貼り付けています。このカバンは、置物としても、携帯電話程度の小物入れとしても使用でき、葉の内側にある蝶が付いている取手を出すとカバンとして使用できます。カバンの状態は写真をご確認願います。
選定理由
一見、段ボールに色をつけて表現しているように見えますが、実は段ボールが本来持つ色味を組み合わせて表現している点に工夫があり、とても面白かったです。造形も丁寧で完成度が高く、もし口がもう少し開いて実用性が加われば、さらに良くなると思いました。

[優秀賞] 断面美 エコフレーム

宮城県/31歳 平間 悠三さん

作品の
アピールポイント
段ボールを見た時に普段は注目しない断面。この唯一無二でおもしろい形状を活かしたいというのと、段ボールを角材のようにしてみたい、が合わさり作ったアートフレーム。段ボールを重ねて断面の層を作ることで不思議な模様が最高です。
選定理由
段ボールの断面をユニークに活かしてフレームにしている点が魅力的でした。テープも程よいアクセントになっており、端に見えるバーコードも味があって、とても良い雰囲気をつくり出していました。

二次選考作品

[二次選考作品] 紛れるコミミズク

埼玉県/21歳 ハっセさん

作品の
アピールポイント
小さくちぎったダンボールを水につけボンドで固めて作りました。こだわりポイントはコミミズクの方は芯棒を入れずに100%ダンボールで作った所です。あと形容し難い臭いがします。

[二次選考作品] ダンボールおせち

東京都/71歳 八王子クラストーンさん

作品の
アピールポイント
ダンボールの「なみなみ」で思いついたのが伊達巻です。そこで「おせち」を作ってみようと思いました。『伊達巻、帆立、紅白蒲鉾、梅花人参、筍、田作り、イクラ、菊花蕪、黒豆、鰤、伊勢海老』色の部分は、すべてダンボールに印刷されていたものを利用しました。

[二次選考作品] ニコライ堂

東京都/80歳 seijiさん

作品の
アピールポイント
癌を患って声帯を失いました。カラオケが趣味で、ほぼ毎日スナック通いしてましたが それも出来なくなり...
何か楽しめるものを探し、リサイクルダンボールアートを始めたところ、すっかりその楽しさにハマりました。
この作品は、実物を見に行ったり写真を参考に図面を自ら起こし制作。明かりもつくように仕上げました。

[二次選考作品] 咆哮の古龍

長野県/13歳(中2) 田中 陽都さん

作品の
アピールポイント
古龍の威厳と力強さを表現するため、ダンボールの持つゴツゴツとした質感と、鋭く突き出た角や背びれを最大限に活かしました。見る角度によって異なる表情を見せる細部にまでこだわり、特に、咆哮する口元や爪の一本一本が生命感を宿すように丁寧に折り込んでいます。

これらの作品の一部は、12月12日(金)~12月21日(日)の期間、イオンモール成田にて展示いたします。展示最終日の12月21日(日)午後12時より、展示会場にて数量限定のノベルティ配布イベントを開催いたします。本イベントはこの日限りの特別企画となっておりますので、ぜひお立ち寄りください。

イオンモール成田にて作品展示開催!

展示期間
2025年12月12日(金)18時以降~12月21日(日)
数量
限定
ノベルティ配布イベント開催!
最終日の12月21日(日)午後12時より
展示会場にて開催します。
イオンモール成田 専門店街2階ASBee前
(千葉県成田市ウイング土屋24)
展示内容
二次選考に進出した7作品を展示(グランプリ・優秀賞作品を含む)